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映画「ディア・ドクター」 [映画 (。-_-。)ポッ]

dear doctor  H21.6.27.JPGなんとか 写真を載せられたようです (^_-)vブイブイ
でも、このノートパソコン 怖ろしいことにこの頃ときどき「カチカチッ」って音がするんですよね・・・・・

さて、本文。

公式HPです

http://deardoctor.jp/

週明け、月曜日の夜は NHK午後8時放送の「鶴瓶の家族に乾杯」を毎週見ております。

別に、彼が「タイプ」というわけではなく、母の付き合いで見ていたのですが そのうちなんとなくハマッてしまったんですね

その馴染みの鶴瓶さんがなんと映画の主役に・・・・

と思ったら、けっこうテレビで俳優さんしていらしたようで 「先生役とか、他のものも見ましたよ」という人がありましたし、上の 公式HPを今 見てみたら映画出演も何作かあったのですね。

それで納得。

見事な演技ですね、彼は。

そういえば 「落語」も ずっと一人でお芝居しているようなものですものね うん(^_^)

映画について

ポスターに「その嘘は、罪ですか?」とありますね

「嘘」は2つあります。

サイトを見ても、映画の紹介記事を何かで見てもすぐに察せられることだから書いてしまいますが

「ニセ医者」であることと、患者に頼まれて「嘘」をつくこと。

この2つの嘘が柱となってストーリーは進みます。

シンプルな話なんですよ。

のっけから 失踪事件が起こっているし・・・・・w

ストーリーはシンプルだけれど、映画はシンプルではなくて 「さすがに『ゆれる』を撮った監督だわ」・・・・と思いました。

「西川美和監督と、『ゆれる』に出ていた香川照之さん」だから 見に行ったのですが、予想以上に良かったです。

「善悪って 何だろうな・・・」

「母親は子供のために嘘をつくんだ・・・・」

「この人 きっとうすうす察していたに違いないわ」

「あ、わざと冷たい応対して 煙幕張ってるな・・・^^」

出てくる人が 名優ぞろいで、脚本(西川美和さん)がよくて ずっと飽きることなく引き込まれて映画一本見てきました。

初日に行ったのと、前日の「きらきらアフロ」という鶴瓶さんの番組で試写会の様子が紹介されたこともあって、上映1時間半前に窓口に行ったにも拘らず 整理券番号は110番。

これを含めてあと席は3つで終わりでした。

きっと、私の110番は、前回の上映で見られなかった人が1回遅らせた結果ですね^^

上に書いた番組では、ずっとその映画のことを取り上げていましたが 

鶴瓶さんが言いました

「実は 映画のラストについて 自分は納得がいかなかったんです。「だけど、ずっと 撮影が進んでいくにつれ  あれでいいんだ と納得がいきました」

その言葉が映画を見ている間中 気になっていたのですが、いよいよそのラストを見て 鶴瓶さんの「納得がいかなかった気持ち」も「納得しました」も両方わかりました。

これ以上書くのは かえって申し訳ないような気がするので控えますが、「見ようかどうしようか」と迷っていらっしゃる方があれば「どうぞ ご覧になって下さい」とお勧めしておきます。

そして「ラストについて どう思われますか?」と訊いてみたい気もします。

by  マヌカン☆


タグ:鶴瓶
コメント(11)  トラックバック(1) 

コメント 11

ken

ラストに登場したのは「伊野ではない」に1票です。
結局東京の病院に入院してしまったかづ子は、
故郷を思いながら窓の外を眺めていたと思います。
そこへやって来たのが伊野と同じ目をした配膳係。
もちろんかづ子も伊野ではないと知りつつ、
つい故郷に触れた気がして、穏やかな笑顔が出たのだと解釈しています。
いい映画でしたね。
by ken (2009-07-03 00:29) 

nomame

まったく外していたんですが、
マヌカン☆ さんレポで興味出てきました。
鶴瓶さんの演技というのも気になりますしね。
by nomame (2009-07-03 18:10) 

マヌカン☆

kenさん  コメントありがとうございます。
「伊野ではない」は、全く思いが及びませんでした。
私は「伊野」であることを前提として考えていたので、鶴瓶さんが「納得がいかない」→「納得できた」と変わったのはなぜだろう・・・とそればかりを考えていました。

で、自分の推測の結果はこうです。
あのラストシーンで映画が 「絵空事」(そうなのですが)になってしまうことを思ったのが前者で、
鶴瓶さんの気持ちの変化は「たとえ、現実性が薄まったとしても 伊野の最後の患者への思い入れ・・・それが【ディア・ドクター】というタイトルとも相まって いいと思われたのではないかと・・・・

いい映画でしたよね(^-^)



nomameさん   ありがとうございます。
映画好きの方のブログを見ては「どうして私はこんな風にしっかり文が書けないかな」と忸怩たる思いでいます。
書いていただいたようなコメントをいただくと本当に嬉しくて、励みになります^^
by マヌカン☆ (2009-07-04 22:29) 

江戸うっどスキー

観る方によってラストの捉え方が違うのも、面白いですね。
はっきりと答えを明かさなくても、不思議と満足感があります。
by 江戸うっどスキー (2009-07-07 06:34) 

マヌカン☆

江戸うっどスキーさん コメント有難うございます。
本当は、明るい話ではないはずなのに 見終わったあとはいい気持ち+になりますね。
やはり笑顔で終わるからかもしれません^^
by マヌカン☆ (2009-07-07 12:49) 

クリス

おはようございます。
私は、最後は伊野だったと思いました。ただ、ちょっと夢想的な意味合いも入っていたのかなと。
かづ子の近くに、伊野がい続けられることは、現実的には無理だと思うんで。
いい作品だったと思います。
by クリス (2009-07-10 08:01) 

マヌカン☆

クリスさん  コメントありがとうございます。

謎ですね^^
画面では表情が明るかったけれどかづ子の病状は重いという設定ですからずっと伊野がいつづけたとしても長期ではないでしょうが、そのあたりはもう考えなくても良いことなのかも知れません

夢想的だと 私も思います。
そして いい作品だということも。

by マヌカン☆ (2009-07-11 00:12) 

ハル

ラスト手前に駅で刑事達とニアミスして、ふっと消えてしまうシーンありましたよね?
なんかあそこも含めて、ちょっと夢想的な印象を私も持ちました。
それにしても主役の鶴瓶さん以上に、八千草さんの演技に引き込まれてしまいました。
ラストの表情なんかも凄いですよね。
by ハル (2009-07-11 01:25) 

マヌカン☆

ハルさん コメントありがとうございます
たしかに、ふっと消えてしまいましたね。
八千草さんの演技は、とても自然な感じですね。大げさな表現はなくて、控えめなのに 見ている私たちにしっかり人物が刻み込まれるようです。

先日 珍しくバラエティ番組:鶴瓶さんの「家族に乾杯」に出演して旅をしておられましたが、なんだかふわっとした雰囲気は役柄のかづ子と通じるものを感じました。
by マヌカン☆ (2009-07-12 01:13) 

Yakoha

こんにちは。
私、滅多に邦画は観ないんですが、鶴瓶さん主演という事と巷の評判が高いので興味を持っていました。観たいんですけど・・・次の東京出張の時にはもう公開終わってそうだ・・・。(泣;)
by Yakoha (2009-08-04 21:54) 

マヌカン☆

Yakohaさん コメントありがとうございます。
なんとか劇場でご覧になれますようにお祈りしております(笑)事情が許せばやっぱり スクリーンで・・・って私も思いますから。
by マヌカン☆ (2009-08-06 00:39) 

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