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映画「僕は君のために蝶になる」 [映画 (。-_-。)ポッ]

boku-tyou  H20.11.24.jpg連休3日目の今日になってやっと映画にいけました (^_-)vブイブイ

公式HP

http://boku-chou.com/

 

ストーリーを書くと

 

左下に移っているのがアトンという名の大学生

見え難いけれど 右上に写っているのが恋人エンジャ

 

交際してまだ日が浅い二人

朝のデートの後 エンジャは授業に出席

 

その教室の中にはアトンの元彼女がいた。

元彼女はミス・キャンパスと呼ばれる 学園一の人気を誇る女性です。

 

その彼女、ショックを受けた表情でエンジャを見つめたあと教室を逃げるようにして出て行く

エンジャが見に着けていたのが、アトンのバスケットのユニフォームだったのですね(なかなか オシャレに着こなしていましたよ)

 

恋人をエンジャに盗られた事は知っていたものの、アトンのものを身に着けて堂々と出席してきた姿を目の当たりにしたショックは大きかったようです

 

授業が終わった後、エンジャはアトンに呼び止められる

「一体なんてことをしたんだ! 彼女、30分泣き続けていたぞ」

 

「そう そんなに気になるなら よりを戻せば?・・・」

「君は 本当に僕を好きなのか?それとも学園のアイドルの彼女を見返すことが目的だったのか?」

 

逃げるように車に乗り込むエンジャをバイクで追っていくアトン

バイクで車の横につき 「僕のことを愛しているのか?」 窓をたたき問い続ける

そのアトンの勢いを怖いと思いながらも 運転を続けるエンジャ

 

そんなことをしているうちに事故がおきてしまって アトンは死ぬ

 

 

 

3年が経ち エンジャは弁護士の助手として働いている

あの事故からずっと精神安定剤を飲みなんとか自分を保ち、社会生活を送っている。

その薬無しでは幻覚や悪夢に苦しめられてしまう彼女だが、医師の勧めで薬を止めることを試みようとする

 

薬を止めた晩 アトンが現れ

はじめに見せた姿は エンジャを怖がらせたけれど

「ごめんよ 君を驚かせて」

以後昔のままの 姿で深夜にエンジャのもとに現れます

「君は本当に僕を好きだったの?」アトンはエンジャに問い続けます。

 

HPや、映画紹介の記事でわかるのはこの辺りまでのことですね。

 

ストーリーは、これで充分予測がつくと思います。

この映画、その予想通りに筋は運んでいきます。

だけど、ちょっと 思っている雰囲気とは違うんです。

 

女性の気質の違いかもしれません。

「君は僕を本当に好きだったの?」

「そうよ、アトン 貴方を好きで仕方がなかったから 彼女がいるにも拘らず好きになってしまった」

こういう会話にならないんです (~ヘ~;)ウーン

 

 

「あなたが勝手に追いかけてきたのよ。止めてって言うのにいつまでも走る車をバイクで追いかけて窓をたたき続けるから こんなことになってしまったの!」

「わたしが悪いんじゃない!」

「私はあの事故の後 精神安定剤やこう鬱剤に頼って3年間なんとか生きてこられたの」

会うと 激しい言い合いです。

 

心残りのある ハンサムな男性が 死んでしまった後に 彼女の元に戻ってくるなんて

お膳立てはとても ロマンティックなんですけどね

 

私は実は、この映画が 自分が一番好きな香港映画の「星願」のような作品だと思って見に行きました。

「星願」は、心を伝えられないまま死んでしまった男の子が、天に昇るのを猶予されている間になんとかして好きな女の子に自分の思いを伝えようとする映画です。

(こう書いてしまうと あっけないのですけれど 私は切ないこの映画がとても好きです)

 

2つの映画は筋は似ているけれど、少し味わいが違います。

この映画の中のアトンとエンジャの恋は私が期待したほどの情感を与えてはくれなかったけれど、ストーリーにまた別の見どころがあります。

 

アトンを演じたヴィック・チョウという名前に見覚えがあると思ったのも道理、私は「闘茶」という映画で先に彼を見ていました。(この「僕は君のために・・・」の方が先に撮られたものです)

映画を見終わって確認してから 「あ・・・やっぱりそうだったの」というくらい 雰囲気は違っていました。(これからの作品も楽しみです)

 

リー・ピンピン・・・・・エンジャを演じた女優さんですが、リアルではヴィック・チョウ氏より5歳年長なんですね。

それにしても きれいでしたわ この人 うん!(^-^)

 

 

ラストはやはりラブストーリーとしてまとめられているのですが、エンディングで流れる 主演女優の唄う切ない歌・・・・・・これは香港映画の定石なのかもしれませんね(私、好きです^^)

 

by マヌカン☆


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コメント 4

Sho

ふう・・・。マヌカン☆さんの文章に引き込まれ、息を詰めて読んでしまいました。なるほど。
途中から、「ゴースト」を思い出してました。
「星願」も切ない映画のようですね。見てみたくなりました。

by Sho (2008-11-28 05:53) 

snorita

もちろんこの映画をみていないので、マヌカン☆さんの解説で想像するしかないんですけど、
残された人が生きて行くのには、美しい思い出とか失った愛の深さよりも、現実が必要なんだろうなとは思います。死んだ人は気の毒だけど、残された方はもっと苦しいのかもしれないなとか、ね。
ちょっと的外れだったかな?

by snorita (2008-11-28 13:00) 

nomame

マヌカン☆さんのレポはすごい伝わってくるのですが、
ちょっと受け付けないかも、、、、、。
考え込んじゃいそうです。
by nomame (2008-11-28 19:05) 

マヌカン☆

shoさん ありがとうございます。
職場でいつも「文章が下手」「くどい」と赤ボールペンで添削されています
(=^_^=) ヘヘヘ
だから、本当は載せるのが恥ずかしいのですが 開き直って書いています
「星願」は私が好きな映画のトップグループに生涯残りそうな作品です。


snoritaさん   実を言うと、私は
「エンジャと私、性格違うからかな・・・どうも共感しないな それにしても お国柄かな・・女性の考え方、物言いの違いは」
と思いながら見ていました。
自分の感覚としては、アトンの「自分を愛していたと言って欲しい気持ち」に共感します。
エンジャとアトンの会話が そういう風にかみ合わなかったことも併せて、次第に映画はアトンと父親の物語にも重点が移ったようにも思いました。


nomameさん   考え込まないで下さい (^-^)ニコ
アイドル映画とまではいいませんが、主演の男性が映画の世界に出るための第一作。
そういった意味で、観客層はある程度絞り込まれて想定されているようにも思います。
若い人主演の「切ない」映画の中で、珍しく自分のフィルターにかかった作品なので見に行ってきました。^^
私自身も普段はあまり見ないジャンルの作品ですが、この作品は合格点だと思うので、見てよかったと思いました。^^ 
by マヌカン☆ (2008-11-30 13:22) 

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